書籍

- 発売日
- 2003年04月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57929-0
「鬼と魔」で読む日本古代史
著者 | 武光誠著 《明治学院大学教授》 |
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主な著作 | 『世界戦史99の謎』、『古代史大逆転』(PHP研究所) |
税込価格 | 628円(本体価格571円) |
内容 | 「秋田のなまはげ」「恐山のイタコ」など、今に伝わる“魔の信仰”。その裏に隠された縄文人からのメッセージを読み解き、古代史を検証する。 |
“縄文人からのメッセージ”が現代に残されている!
縄文人は自然の大きな力を“魔”として恐れ、それを鎮めるために“鬼”を創り出して崇拝していた。例えば秋田に「なまはげ」という行事がある。これは、わらでつくった衣装と面を付けた「なまはげ」と呼ばれる異様な風体の者が、集落の家々をまわる行事である。人々はなまはげを「鬼」として恐れ、酒食でもてなす。それによって自然の大きな力を鎮めようとするのである。こうした信仰は、縄文人がかつて行っていた呪術信仰が現代に残されたものであり、日本史の中で古代から脈々と受け継がれてきたものなのだ。
本書は、弥生系渡来人によって日本列島を追われつつも、今に至るまで受け継がれてきた「縄文人の信仰」について考察する。「三内丸山遺跡の巨大土偶」「秋田のストーンサークル」など現存する信仰、行事、古代遺跡を検証して、現代に残る“縄文人からのメッセージ”を読み解く。
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