鈴木敏文 経営を語る
発売日
2003年04月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57938-2

鈴木敏文 経営を語る

著者 江口克彦著 《PHP総合研究所代表取締役副社長》
主な著作 上司の哲学』、『部下の哲学』(PHP研究所)
税込価格 503円(本体価格457円)
内容 イトーヨーカドーグループ代表、鈴木敏文。流通業のカリスマがスピード経営、お客様第一主義等、不況下における経営の極意を熱く語る。



 「流通業のカリスマ」と呼ばれるイトーヨーカドー・グループ代表、鈴木敏文。本書はセブン-イレブンの創業以来、30年にわたって経営の指揮をとってきた鈴木氏が明かす経営の極意書である。

 「同業他社は競争相手ではない」「下手に将来の目標を口にするな」「POSでは”売れ筋”はわからない」など、鈴木氏の発言はその言葉だけを聞くと、オヤッ?と思ってしまうものが多い。しかし今回本書では、鈴木氏の思考過程がわかるよう「一人語り」という手法を用い、あたかも本人が語りかけてくるような独特の文体で、鈴木氏が“どうしてそう考えたのか”“なぜそうするのか”ということが読み手にリアルに伝わるようになっている。

 また実際に本書を著しているのは、松下幸之助の側で薫陶を受け続けたPHP研究所副社長、江口克彦。本書は、2人の経営者によるそれぞれの経営観がうまく融合されて生み出された、鈴木流の経営思考法・発想法がわかる本である。