書籍
- 発売日
- 1998年08月26日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-60227-1
怒れ! 日本人
「デタラメお上」にぶつける21の公憤
著者 | 屋山太郎著 《政治評論家》 |
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主な著作 | 『官僚亡国論』(新潮社) |
税込価格 | 1,572円(本体価格1,429円) |
内容 | 既得権益の墨守と先見性のなさ。日本凋落の原因を国際的な環境の変化の中で捉え、改革を遅らせた政治や行政、業界の問題点を 鋭く衝く。 |
「日本型資本主義」などと自認し自慢していた日本経済がとめどなく凋落しつつある。今までうまくいっていたことが、なぜうまくいかなくなったのか。 本書では、これまでの日本の制度やシステムを具体的に子細に点検しつつ、日本凋落の原因を国際的な環境の変化の中で捉え、改革を遅らせた政治や行政の問題点を鋭く衝く。 初めに日本を牛耳ってきた官僚の大罪を暴き、次いでその官僚を支える特殊法人の悪を追及する。具体的には、バブルと大不況を起こした大蔵省、需給調整により国民の利益に背を向ける航空行政、企業の保険金を食い潰す雇用促進事業団、天下り「渡り鳥」官僚を養う4000億円、などである。続いて官僚の下僕と化した腰砕けの政治を糾弾し、思い切った地方分権を提案する。最後に国民に対し、原子力政策を感情論で語ったり、空想的平和主義を唱えるなどの衆愚政治に陥らないよう、国際的常識を訴える。 権力を持つ悪政を許さない、怒りの一冊。
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