人間通になる読書術・実践編
発売日
1999年08月20日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-60489-3

人間通になる読書術・実践編

著者 谷沢永一著 《関西大学名誉教授》
主な著作 人間通になる読書術』(PHP研究所)
税込価格 726円(本体価格660円)
内容 本をいかに買い、読み、使うか。名著のエッセンスに加えて、谷沢流読書のノウハウを披露。食事のごとく読書が愉しくなる。好評既刊の続編!



 人を読書に向かわせる知的好奇心は、自分自身を成長させる原動力である??当代きっての読書人・谷沢永一による画期的読書案内・第二弾。 
●第?部では、勝海舟『氷川清話』、三島由紀夫『小説とは何か』からM・ヴェーバー『職業としての政治』、セネカ『人生の短さについて他二篇』まで著者が厳選した44冊の「ここが読みどころ」という要所を紹介。読者が読まなくても、精髄が理解されるように工夫されている。 
●第?部では「虚名著には手を出すな」「読書の習慣はいつから初めても遅くない」「難しい本に負けないためには、すべてをわかろうとしない」「本は身銭を切って買うもの」「読みたい本を自分で選ぶ」など人生を豊かにする実践的読書術をアドバイスする。また「活字離れのウソとホント」「ミリオンセラーの意味について」「書評の勘どころ」など著者の意見は、読み手にとどまらず出版社への提言にまで及んでいる。 今後の読書が楽しくなる一冊。