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その家、買ってはいけない

その家、買ってはいけない
不動産屋が言わない、購入、投資、相続の真実

滝島 一統著 《不動産会社光文堂インターナショナル社長》

人と建物が老いる現実を現場の声でえぐる限界住宅ルポ。不動産投資の盲点や老朽化リスクも描き、「住まいは資産か負債か」を問う一冊。

税込価格
1,210円(本体価格1,100円)
発売日
2026年06月15日
判型
新書判
ISBN
978-4-569-86131-9
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Content

内容



 老朽化が進む日本の住宅は、マンションであれ一戸建てであれ、「持っていれば資産になる」という常識が崩れ始めている。築古マンションでは、修繕積立金不足、住民間の合意形成の難航、管理組合の実態不明といった問題が深刻化し、表面的な価格や立地だけでは見えないリスクが潜んでいる。中古マンションの契約書類を読んでも、壁の内側の劣化や配管の老朽化、将来の大規模修繕の現実までは把握できない。

 一方、地方の一戸建ては、相続をきっかけに「売れない」「貸せない」「解体費だけかかる」負動産へ転落するケースが急増している。さらに、老後資金対策として注目されるリバースモゲージやリースバックにも落とし穴がある。契約者死亡時の一括返済や、住み続けられなくなるリスクは十分に知られていない。ワンルームマンション投資もまた、「不労所得」という甘い宣伝とは裏腹に、空室率、修繕費、金利上昇を織り込めば、一定以上の利回りがなければ利益は出にくい。

 本書は、マンションと戸建て双方の危機を比較しながら、「住まいは本当に資産なのか」という根本問題を問い直す。買う前に何を確認すべきか、そして「持ち続けるべきか、手放すべきか」を冷徹に判断するための実践的な一冊である。

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