書籍
- 発売日
- 1999年05月11日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-60530-2
日本人のための歴史を考える技術
著者 | 鷲田小彌太著 《札幌大学教授》 |
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主な著作 | 『司馬遼太郎。人間の大学』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,466円(本体価格1,333円) |
内容 | 教科書が教える古代史は仮説だった!? 邪馬台国、倭の五王、聖徳太子、蘇我氏など謎を検証。歴史の愉しみ方を探る哲学教授の冒険的論考。 |
日本の古代史については、学者を問わず、これまで多くの人々が論じている。しかし、納得し難い点や説明できないところが山積みである。そのような「なぜ」をいかに問い、考えたらよいのか? 本書は、哲学教授が挑む「日本史講座・古代編」である。 いくつかの問題点を列挙してみる。
●「魏志」に書かれた「邪馬台国」と「大和」は違う。
●5?6世紀ごろ、日本列島には九州王朝・近畿王朝・東北国の三つがあったのではないか。
●聖徳太子、用明天皇は、ともに蘇我馬子の架空の分身である!?
●大海人皇子と古人皇子は同一人物ではないのか!? 著者は二人の歴史学者、宮崎市定氏と石渡信一郎氏の説に依拠しながら、独自の視点を綴っている。つまり、古代史における「事実」と「創作」をどう見分けるか、が歴史の焦点である、と説いている。 教科書では教えてもらえない歴史の愉しみ方、あるいは教科書で教わった歴史の常識が覆される、知的冒険の書である。
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