書籍
- 発売日
- 1999年03月19日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-60553-1
現代アジアを読む
テキストでたどる錯綜のアジア
著者 | 渡辺利夫著 《東京工業大学教授》 |
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主な著作 | 『成長のアジア 停滞のアジア』(東洋経済新報社) |
税込価格 | 723円(本体価格657円) |
内容 | われわれはどのようにアジアを語ってきたか? 日本人のアジア観の変遷と誤謬を名著の数々から現代アジア論の第一人者が明らかにする。 |
50年代の脱植民地、60年代からの独裁政治と経済停滞、80年代からの驚異の高成長と成長懐疑論……そして、今また経済危機という未曾有の苦境に陥っているアジア。 最近十数年間のベストセラーと話題作を<矛盾が顕在化しつつある中国><危機の朝鮮半島>など、歴史と地域性に根ざした8つの視点で読み解く。 目次より、
●海の中国・陸の中国
●朝鮮半島に働く力学
●東南アジアで何がおこっているのか
●アジア太平洋の時代はくるか
●アジアの課題は何か
●文明史の視点からアジアを観る
●日本はアジアとどう関わるか
●日本はどうする。 戦後、世界の舞台に踊り出てきたアジアを語るとき、常に見え隠れするアジア的停滞のイメージとアジアへの蔑視。本書では、現代アジア論の第一人者である著者がこれからの悲観論を払拭し、その潜在的成長力を明らかにしていく。 成長か停滞か? 民主か専制か? アジア悲観論を払拭し、潜在的成長力を読み解く著者渾身の一冊。
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