書籍

- 発売日
- 1999年06月17日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-60648-4
今村 均
信義を貫いた不敗の名将
著者 | 葉治英哉著 《作家》 |
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主な著作 | 『松平容保』(PHP研究所) |
税込価格 | 2,200円(本体価格2,000円) |
内容 | 日本陸軍にあって優秀な戦略家であり、部下に慕われた人望家でもあった今村均大将。自ら進んで戦争の責任をとった崇高な人格を描く。 |
戦後50年以上たち、一体あの戦争は何だったのかという問いが真剣になされるようになってきた。なぜ日本は戦争に突入したのか、日本軍は戦争中何をしたのか。そしてなぜ敗れたのか。今、改めてあの戦争の真実を探り、振り返ってみることの意義は大きい。今村均は、今もって敬愛する人の絶えない陸軍大将である。その真骨頂は、戦後の身の処し方であろう。多くの軍人たちが戦争裁判で己れの保身に汲汲とする中、今村自ら進んで戦犯となった。無罪を言い渡されても、部下たちのいる孤島の刑務所への収監を望んで刑期を務めたのである。その後、巣鴨プリズンで拘置された今村は、釈放後、自邸内に三畳一間の蟄居部屋を作り、ひたすら贖罪の日々を送った。リーダーとしての責任を痛切に感じた上での行動であった。 もう一つ忘れてはならないのは、今村は不敗の軍人であったことである。「強い指揮官」「立派なリーダー」??その実例を本書から学べるだろう。
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