書籍

- 発売日
- 1999年06月21日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-60671-2
精神科医とは何者であるか
著者 | 頼藤和寛著 《精神科医、神戸女学院大学教授、医学博士》 |
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主な著作 | 『こころが晴れる本』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 心の病はクスリで治せる!? ならば精神科医の役割とは? すっかりお馴染みになったこの職業の裏表を余さず綴った人間観察のエッセイ。 |
昨今、ワイドショーをはじめ「精神科医」を名乗る識者がやたらと登場する。彼らは一体何者なのか。そもそも「精神」だの「こころの病」だの、つかみどころのないシロモノを相手にわかったような顔をする人々を信用できるだろうか、といった疑問から本書は発案された。 著者は元外科であったが現在は精神科医という変わり者。それだけに独自の視点がユニークである。「犬や猫に心理療法は可能か」「名医とヤブの見分け方」「真実よりも欺瞞によって救われる人間心理」等々。 著者は精神医学の誤解を解こうとする。つまり心理療法やカウンセリングの技術を教える学問というイメージだけではなく、現在では脳の解明や薬の効能など、科学的な実証がかなりなされているのだ。そして、21世紀の精神医学の可能性についても語っている。人の心はどこまでわかるのか、治せるのだろうか。いまどきの精神医学の効用と限界をあまさず告白した、人間観察エッセイである。
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