書籍
- 発売日
- 1999年11月18日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-60855-6
日本 7つの危険
著者 | 鷲田小彌太著 《札幌大学教授》 |
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主な著作 | 『自分で考える技術』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | エコロジー、人権主義、平等主義、医療技術……。政治、メディア、宗教界を席捲する危険な思想とは。90年代の日本を振り返る評論集。 |
今、1990年代のどんづまりにいる。90年代は。社会主義の崩壊、湾岸戦争から始まる激動の10年間であった。そして、日本にとっては、浮かれ気分の80年代とは対照的に、深刻な停滞期を迎えたのだ。本書は、その90年代の「成功」と「失敗」を総括し、再生への手がかりを探った「時論集」である。 政治、戦後平等教育、労働市場崩壊、宗教、医療技術、メディア、現代思想と、テーマを7つに分け、それぞれの分野で何が問題になっているかを論じている。 「小渕内閣の本質とは」「自自公連立のゆくえ」「小林よしのりの戦争論」「大学における自由化とは」「オウムがたどった道はいつかきた道」「脳死と臓器移植」「新聞、テレビの欺瞞」「丸山真男と司馬遼太郎」「ビートたけし論」等々。 著者はこう語っている。日本にとって大切なのは、再びアメリカを追い抜くための意思と自信を回復することだ。そのために何が必要か。本書が提示するのはその基本部分である。
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