書籍

- 発売日
- 2000年02月28日
- 判 型
- 小B6判上製
- ISBN
- 978-4-569-60947-8
「反日」を捨てる韓国
著者 | 呉 善花著 《評論家、エッセイスト》 |
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主な著作 | 『私はいかにして「日本信徒」となったか』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,100円(本体価格1,000円) |
内容 | 漢字廃止が韓国にもたらした災厄から日本は何を学ぶべきか。どこまでも深い日韓問題について論じ続けてきた著者による注目の論考。 |
韓国は1997年11月の外貨危機によって経済が崩壊状態に陥り、IMF管理下に入っていまなお、その状態が続いている。
99年の後半からようやく上向き傾向をおびはじめたものの、一般の国民生活においては中間層から貧困層への没落が急速に進んでおり、事態はいっそう深刻化している。
しかし、「そこには別の意味での燭光が灯りはじめている」と著者は見る。それは、いまの韓国には被害者意識も責任転嫁の意識もなく、ただ自らの力が至らなかったための挫折と敗北の苦汁を心底からなめていること。そして、「この体験をいっそう深刻化させ、挫折と敗北の底をくぐり抜けることからしか未来への可能性が開かれてないことを、韓国はいまようやく知ろうとしているのだ」という。
韓国は「反日」を捨てる??少なくともそこへ向かおうとする、これまでにない新しいステージに韓国が突入したことは間違いないだろう。この2年半の劇的なる変化を綴った渾身の評論集。
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