朝令暮改でいいじゃないか
発売日
2000年08月21日
判 型
B6判変型上製
ISBN
978-4-569-61252-2

朝令暮改でいいじゃないか
北川正恭の革命

著者 岩見隆夫
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 国に「依存」する地方から「自立」「主張」する地方へ。原発問題における決断で注目を集める県知事が、国と地方のあり方を提示する。



 本年二月、三重県の北川正恭知事による「芦浜原発計画を白紙に戻す」という発表は世間の耳目を集めた。三十七年間、地元の対立、混乱の末、「推進」でも「凍結」でもなく、「白紙」に行き着いた思考、決断はいかにして生まれたのか。

 時代の変わり目には、風雲児的な活躍によって変革の道筋をつける人物が現れる。しかし、そうした変革者は時代の一歩も二歩も先を走っているため、同時代人の目には異色に映る。

 著者によれば、北川正恭は衆議院議員の頃から異色の存在であり、状況を「変える」ことに独特の嗅覚とシナリオを持っていた、という。中央で磨いた剣が、いま「北川革命」ともいうべき世直しを推し進めており、地方から日本を変える試みが次第に奏効しつつある。

 変化の激しい時代には、失敗を恐れて踏みとどまってはならない。状況の変化により、朝言ったことを撤回し、リカバーに努めることもあろう。政界のご意見番が「変革者」の理念と素顔に迫る。