日本語の磨きかた
発売日
2000年10月20日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-61320-8

日本語の磨きかた

著者 林 望著 《作家》
主な著作 日本語へそまがり講義』(PHP研究所)
税込価格 726円(本体価格660円)
内容 どうしたらおもしろい文章が書けるのか? 人前で上手に話せるのか? リンボウ先生がセンスある日本語表現の奥義を縦横無尽に説き明かす。



 筆も立って弁も立つ、「口から先に生まれた」リンボウ先生。文章を書くとき心がけていることは何か? これまでで一番影響を受けている作家はだれか? 目上の人、年下の人にはどんなことば遣いで接しているか? 林家で子どもたちに禁じたことばは何だったか? 林望事務所はなぜ「風邪ひきの人、出入り厳禁」なのか?

 本書で初めて明かされるリンボウ先生の「ことば遍歴」と「ことば生活」は、日常生活で書いたり話したりする上で役に立つ、数々のヒントに満ちている。しかし、そういったノウハウ以上に大切なのは、「自分が今どんなことばを発しているのか」「自分をどんな人間として表現したいのか」という意識を常にもつこと、そして、豊かな古典を学んで、母国語としての日本語を愛することである、と著者はいう。

 ことばのトレーニングを通して「自分」の確立を考える、好評『日本語の磨きかた』『日本語へそまがり講義』に続く、集中講義の第三弾。