書籍

- 発売日
- 1999年03月19日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-60554-8
リンボウ先生の閑雅なる休日
著者 | 林 望著 《東京文藝術大学助教授》 |
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主な著作 | 『知性の磨きかた』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | イギリスでの運河遊び、高原での避暑、と憧れは尽きねど、仕事に追われてままならぬ日常を詩情とユーモアたっぷりに綴るエッセイ集。 |
リンボウ先生こと著者が憧れるのは、清貧ならぬ「清富」の人・井原西鶴。「俗の俗なることを愛し、しかし、それにおぼれず、ひたすら澄み切った眼力を以て世の有様、人の成り行く果てを観察し切った」という。この西鶴のような生き方こそが、著者がいうところの「閑雅」なのである。……が、このめまぐるしき現代、東京の郊外に暮らす著者の毎日は、実際には、学校や家庭の雑事に追われ、無粋な編集者たちからの原稿の催促に追われ、とかくままならないことばかり。著者は、その忙しさに疲労困憊しながらも、寸暇を惜しんでは、イタリアの恋の歌曲をレッスンし、好物のサツマイモを料理し、また、山荘で流れ行く雲を眺めて、「閑雅な暮らし」を楽しんでいる。 本書は、そんな著者の日常を、情緒たっぷり、ユーモアいっぱいに綴ったエッセイ集である。ここ三年間ぐらいの間に、雑誌や新聞などで発表したエッセイ72篇を収録した、読みごたえ十分の一冊である。
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