書籍
- 発売日
- 2000年11月21日
- 判 型
- 小B6判上製
- ISBN
- 978-4-569-61410-6
二十世紀の科学は人間を幸せにしたのか
ネズミの寿命 ヒトの寿命
| 著者 | 福西 亮著 《愛媛大学名誉教授》 |
|---|---|
| 税込価格 | 1,320円(本体価格1,200円) |
| 内容 | 二十世紀の科学はヒトに何をもたらしたか。今世紀を医学者として活躍した著者が、科学の果たした役割と命の尊さをエッセイで読み解く。 |
十八世紀は産業革命とフランス革命が象徴的であったように、今世紀は「戦争」と「科学」の世紀であったといえる。とくに科学の進歩は、大量殺戮兵器を生み出すとともに、医学の向上により人間の寿命を格段に延ばした。意外に知られていないことだが、先進国においてはここ三十年ほどで平均寿命が十年も延び、高齢社会は来世紀の人類共通の課題ともなった。では、なぜ人類はこれほどまでに長寿になれたのか。また、なぜガンが死亡原因の一位になったのか。
本書は、人間の寿命に関してさまざまな観点から書かれた科学、医学エッセイである。
著者は、長年ガン研究に携わってきた科学者である。曰く、未来に向かう若者から高齢者まで、それぞれの人たちが「自分の二十世紀」を反省し、「次世代の青写真」を描くことが大切だと説く。本書はそうした観点で書かれた一人の医師のメッセージでもある。
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