子どもの成長は、6歳までの食事で決まる
発売日
2001年02月26日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-61493-9

子どもの成長は、6歳までの食事で決まる

著者 スーザン・ロバーツ著
メルヴィン・ハイマン著
村山寿美子訳
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 幼年期に食べる食事が、その人の生涯の「心と体」に大きな影響を与える――。メタボリックプログラミングのメカニズムを分かりやすく示す。



 子どもに何を食べさせればよいかは、親にとって最大の関心事の一つである。

 アメリカの栄養学者であるスーザン・ロバーツと、医学博士のメルヴィン・ハイマン氏は、共同で研究を行った結果、乳幼児(0歳から6歳まで)の食事が、その子の一生に及ぶ健康や知能に影響を与えることを解明した。これは「メタボリック・プログラミング」とよばれる、もともと人間に備わっている機能であるという。つまり、その子が6歳までに何を食べるかが、その子の一生を決めるといっても過言ではないのである。

 そして、本書ではそのための重要な8つの栄養素(脂肪・食物繊維・カロリー・鉄・カルシウム・亜鉛・葉酸・抗酸化剤)を具体的に示すとともに、どうすればそのような食事を子どもが摂れるか、などの食べさせ方についての具体的なアドバイスも掲載している。

 「タイム」誌はじめ、各誌で絶賛された、6歳までの子どもを持つ親必読の、待望の「食育書」である。