書籍

- 発売日
- 2001年04月18日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-61613-1
誰が教育を滅ぼしたか
学校、家族を蝕む怪しき思想
著者 | 八木秀次著 《高崎経済大学助教授》 |
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主な著作 | 『国を売る人びと』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | 日本の教育荒廃は、なぜ、誰によって引き起こされたのか。日本の教育、家族を保守するために論戦を挑み続ける若き論客の最新評論集。 |
教育評論家でも教育学者でもなく、憲法学者である著者が教育問題を論じることを訝る向きもあろう。だが、それは筋違いなことではない。
戦後教育の理念を示したものに現行の教育基本法があるが、その前文は「この(日本国憲法の)理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである」と謳っている。果たして今日、日本国憲法の理想を体現した人格を育成することを目的とした戦後教育はいかなる姿となって立ち現れているか。いうまでもなく、教育荒廃である。
今日の教育荒廃が、道徳教育を放棄した一方で「個人の尊厳」「人権尊重」などの空念仏を唱えてきた戦後教育という壮大な実験の所産であることは論をまたない。私たちはいま、教育荒廃という大きな犠牲を払って日本国憲法の理念の不当性を見せつけられている。
近代憲法学の理論的帰結としての「行き過ぎた個人主義」に疑念を呈し、日本の教育、家族を保守するための論を展開する著者の最新評論集。
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