書籍

- 発売日
- 2001年08月16日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-61720-6
覚悟はよいか日本
「史上最強のアメリカ」にどう立ち向かうか
著者 | 日高義樹著 《米国ハドソン研究所主席研究員》 |
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主な著作 | 『アメリカの怖さを知らない日本人』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | ブッシュ政権が描くアメリカの21世紀ビジョンとは何か。日本をどうするつもりか。ITとバイオで世界を従える超大国の知られざる思惑を活写する。 |
今、日本ではアメリカが孤立主義になっているという論調が強い。しかし筆者の見方は全く異なる。アメリカが孤立しているのではなく、そのあまりに高まった科学技術力と軍事力によって世界の中での一人勝ち状態になったというのである。
IT技術、そしてそれを活用した生産性の向上やバイオ技術の発展などがアメリカ経済の新しい形を作っている。現在の景気悪化も現地ではバブルの崩壊というムードすらない。もはやかつての競争相手アメリカは日本の手の届かないところに行ってしまったのだ。
逆に、むしろ世界の大変化に気づかない日本こそが大きな問題だと著者はいう。日本経済は依然として世界最大クラスだが、その体質はもはや一世代古いものでしかない。このままでは円も通貨としての力を失い、弱肉強食の世界の中で破滅の淵に立つことになるというのだ。
ブッシュ政権の要人の肉声も満載し、変化した世界に対する日本人の覚悟を問う警告の書である。
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