書籍
- 発売日
- 2001年09月05日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-61823-4
明るい高齢社会への処方箋
老人医療の現場から
著者 | 和田秀樹著 《精神科医》 |
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主な著作 | 『学力崩壊』、『学力再建』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 75歳までは、体も脳も中高年と変わらない! 老人医療に携わる精神科医が、日本の医療・福祉政策の誤りを糺し、豊かな高齢ライフを提言。 |
わが国では、「高齢社会=高福祉、高負担社会」という固定観念で議論が進められ、それが医療・福祉政策に反映されることが少なくない。だが、各種世論調査で65歳以上でも働きたいという意見が7割近いことなどからもうかがえるように、日本の高齢社会政策はあまりにも実態を無視している。
介護保険導入という在宅偏重の介護政策はすでに行き詰まりを見せ、これまでよりかえって施設介護を求める声が強くなった。老人医療費の抑制も、その一方で患者負担を増やすなど、総費用の抑制を追求するにすぎない。「高齢者が長生きするために、薬をどのくらい減らすのがよいか」といった研究は、まったくといっていいほどなされていない。
精神科医として老人医療に携ってきた著者は、現場での体験や調査を通して、日本の医療政策、福祉政策の誤りを指摘する。あわせて、「日本人の定年は75歳でよい」「『ぜいたく老人』のすすめ」など、豊かな高齢ライフを提言。
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