書籍

- 発売日
- 2002年02月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-62026-8
自分を守る患者学
なぜいま「統合医療」なのか
著者 | 渥美和彦著 《東京大学名誉教授》 |
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主な著作 | 『統合医療への道』(春秋社) |
税込価格 | 726円(本体価格660円) |
内容 | 話題の中国医学から気功、ハーブ、チベット療法まで。医学的根拠はどこにあるのか? 西洋医学に替わる統合医療の世界的現状を報告。 |
あなたが病に倒れた時、どのような診療機関を選ぶだろう。大学病院の先端技術を頼りにすれば安心か? それとも漢方や鍼灸、ハーブ、気功などの代替医療(伝統医学)を試してみるか?
本書では、今求められている「患者中心の医療」とは近代医学と伝統医学を融合させた「統合医療」の発想だとする。
近代医学の功績は確かに大きい。抗生物質の開発から臓器移植など人類史を大きく変えた。しかし、末期ガンの問題をふくめ、現代医療が患者さんのニーズに応えられなくなっているのも事実である。西欧医学一辺倒ではなく、全人的(ホリスティック)に治すことが必要とされているのである。
医療保険の問題も深刻である。例えば、難病や老人医療には、近代医学でコストを高くするよりも代替医療を導入する方が効果的であるという。特に欧米と比較し、日本の医療制度がいかに遅れているかを指摘。個人に最も適した理想の治療法を考える。患者からの医療革命の書である。
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