抵抗勢力は誰か
発売日
2002年05月22日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-62193-7

抵抗勢力は誰か
改革を阻む“亡国の徒”リスト

著者 屋山太郎著 《政治評論家》
主な著作 父は子に何ができるか』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 問題は一部の「族議員」だけではない! 「構造改革」の必要性を唱え続け、それを阻む勢力を一刀両断にしてきた著者による熱筆評論集。



 日本の不景気は一過性のものではない。配管を取り替えねばならぬ寿命のきたマンションのようなもの。しかし自民党は、このまま使おうとしている。そこに小泉首相が登場。改革をやらねば自民党をぶっ潰すと豪語し、改革に反対するものを「抵抗勢力」と断じ、断固闘うと宣言した。本書は、政・官・業の一体化したヤミ権力=抵抗勢力の実態を解明する。

 日本は議会制民主主義とは名ばかりで官僚が実権を握り、政治家は官僚から利権をもらって族議員と化す官僚内閣制。民主主義は「地域に密着」「財政的にも独立」が前提だが、中央官僚は財源を握って離さない。このままでは日本は衰退、滅亡する。

 小泉改革が成功しなければ、日本には本物の自由主義も民主主義も確立できない。著者は「私の文筆活動の主要テーマは国民の敵を叩くこと」と言う。族議員、官僚、税金を食い物にし国民を不幸にする亡国の徒を筆刀両断、活力ある日本を確立するために巨悪を暴く、憂国の書。