手のひらのしあわせ
発売日
2002年09月04日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-62404-4

手のひらのしあわせ
豆紙人形から始まった、八十八歳のシンデレラ物語

著者 マサコ・ムトー作品
ヒロコ・ムトー文
主な著作 <ヒロコ・主な著作>『あの娘の母はこの母の娘』(文藝春秋)
税込価格 1,375円(本体価格1,250円)
内容 目の不自由なお婆ちゃんが作る素朴でかわいい紙人形たち。大正昭和の思い出とともに、いくつになっても何でも始められる勇気をくれる本。



 目も足も不自由なマサコおばあちゃんが、88歳から作り始めた手のひらに乗るほど小さな紙人形たち。大正・昭和の風景や遊びを瑞々しい感性で形にした作品と、マサコおばあちゃんの半生を次女が謳った人生賛歌からなる本書は、同世代の人びとに懐かしさを感じさせ、「いくつからでも、何か始められる」という希望をもたらしてくれる本。

 夫の死後、75歳から101歳で亡くなるまで農村風景を描き、日本にもファンの多いアメリカのおばあちゃん画家グランマ・モーゼスにも似て、70歳で夫を送った後にパステル画を習い始め、緑内障で右目は失明、白内障だった左眼の視力が手術で奇跡的に0.3まで回復して始めた豆紙人形創作が絶賛され、日本のグランマ・モーゼスと新聞で紹介されたマサコおばあちゃん。大正時代の女の子の小学生の人形、戦時中の竹槍訓練や千人針の人形、老夫婦の人形など、しみじみかわいい作品を多数収録。敬老の日のプレゼントにも最適。