書籍

- 発売日
- 2002年11月15日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-62495-2
日本人のための「論理学」
著者 | 鷲田小彌太著 《札幌大学教授》 |
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主な著作 | 『はじめての哲学史講義』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 日本人は論理的思考が苦手であるというのは大きな間違い。日本と欧米との比較文化論を通して、論理思考の真髄に迫る画期的論考。 |
いまロジカルシンキング(論理的思考)に注目が集まっているのは大変結構なことである。しかし、ちょっと待て、と著者はいう。その裏には「日本人は論理ベタ」「日本語は非論理的」という思想がありはしないか。だから欧米の論理に学ぼうとしているのではないかと。
もしそうだとしたら、それはとんだ本末転倒である。日本語は優れて論理的な言語であり、それを証明することが本書の大きな目的の一つである。ために著者は、歴史・哲学・時事問題など、あらゆる素材を動員しながら、比較文化論的な視点から論理を考察している。その意味で本書は興趣尽きない日本人論ともなっている。
哲学という、論理と日々格闘する学問に関わる著者なればこそ、論理の本質を的確にとらえ、日本人が「論理」というものを大きく誤解をしていることを指摘する。
「論理」とはそもそも何か。「論理的に考える」とはどういうことか。本書を読むことで明らかになるはずである。
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