書籍

- 発売日
- 2003年01月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-62572-0
駅名で読む江戸・東京
著者 | 大石学著 《東京学芸大学教授》 |
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主な著作 | 『地名で読む江戸の町』(PHP研究所) |
税込価格 | 968円(本体価格880円) |
内容 | 山手線を中心に東京都内の駅名の由来を訪ねる。渋谷、池袋をはじめ、等々力など変わった駅名まで。江戸時代から近代の歴史逸話を満載。 |
本書は、東京都内のJR、私鉄、地下鉄の駅名を取り上げ、その由来や地域に関わる事件、物語を文献・史料に基づき丹念に拾い集めている。駅名一つ一つは、まさに、地域の歴史を映す鏡である。
江戸時代以前は「亀無」という地名だった「亀有」。幕府御用の警備隊が、駅名として残った「御徒町」。ビールの名が駅名となった「恵比寿」。明治・大正期の文人、徳冨蘆花にちなんだ「芦花公園」。明治天皇行幸の地であった「聖蹟桜ヶ丘」。さらに、戦後まもなく、渋谷駅にはロープウェイが走っていた話……。日ごろ通い慣れた駅の意外な歴史が見えてくる。
執筆にあたっては、俗説と歴史的事実を区別するため、できる限り出典や史料を明記している。
今日、「平成の大合併」政策のもと、地図から消える地名が多くなった。しかし、地名を消すことは歴史を消すことなのだ。安易な市町村名改名を支持できない、と著者は説く。
江戸東京400年を振り返る、ユニークな地名考の本である。
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