書籍

- 発売日
- 2003年03月14日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-62685-7
脳はいかにして<神>を見るか
宗教体験のブレイン・サイエンス
著者 | アンドリュー・ニューバーグ著 茂木健一郎監訳 木村俊雄訳 |
---|---|
主な著作 | <監訳者・好評既刊>『心を生みだす脳のシステム』(NHKブックス) |
税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | 宗教体験の瞬間、脳はどうなっているのか。神秘体験は幻覚なのか。神話発生、儀式の効果、絶対者との一体感などの秘密を脳科学が解明。 |
脳神経学者である著者のニューバーグとダギリは、宗教体験を科学的に解明する「信仰の生物学」の研究の結果、「いわゆる神秘体験は幻覚ではなく、脳神経学的に測定可能な現象であり、宗教的体験は、ヒトの脳だけに組み込まれた先天的機能である」という仮説を立てた。
本書はこの仮説に基づき、ヒトの脳の基本メカニズムを解説した後、神話、儀式、神秘体験、宗教、絶対者などが、脳が自己と他者の区別を認識しなくなる「絶対的合一状態」に由来するものだという証拠を示していく。その鍵になるのが、身体の空間的な位置把握を司る脳の「方向定位連合野」だ。瞑想における極度の集中、あるいは「無」の状態がこの領域への感覚入力を遮断し、特別なモードに入ることが宗教体験を引き起こすというのだ。多くの事例を交えながら、平易な言葉で知的興味を喚起するポピュラー・サイエンスである。
オンライン書店で購入する
※書店によって在庫の無い場合やお取り扱いの無い場合がありますので、ご了承ください。
※詳しい購入方法は、各オンライン書店のサイトにてご確認ください。
書店の在庫をみる
※新刊は、おおむね発売日の2日後に店頭に並びます
こちらもおすすめ
広告PR