書籍
- 発売日
- 2003年04月25日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-62756-4
戦国城塞傳
十二の城の物語
著者 | 津本陽著 《作家》 |
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主な著作 | 『異形の将軍 上・下』(幻冬舎) |
税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | 「上田城と真田三代」「金沢城と前田利家」など、戦国武将とその居城にまつわる興味深いエピソードを満載した歴史エッセイ。 |
琵琶湖を巧みに利用した城郭ネットワークをつくった織田信長、徳川勢を二度まで撃破した上田城の真田親子、秀吉が攻めても落ちなかったかもしれない小田原城、難攻不落の高天神城を陥落したことが悲劇の運命を招いた武田勝頼、織田軍に焼き尽くされた朝倉一乗谷館百年の栄華、現代の技術をもってしても5カ月でつくれないといれわる肥前名護屋城、城主不在の城を豊臣の軍勢から守り抜いた武蔵忍城、日本の築城史にとって画期的な「多聞櫓」と「天守」を創案した松永久秀の信貴山城、高い山頂に涸れない井戸をもつ春日山城……他にも和歌山城、金沢城、小谷城など、日本美の象徴「城」に凝縮された戦国群雄たちの生き様と栄枯盛衰を、歴史小説の第一人者が描く。世継ぎを失い前途を悲観した朝倉義景が十五歳の娘に溺れて上洛の機会を逸したり、朝鮮遠征軍の過大な戦果によって判断の過誤を重ねた豊臣秀吉など、人間臭いドラマも秀逸である。
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