図説 戦国武将あの人の「その後」
発売日
2003年10月27日
判 型
B5判並製
ISBN
978-4-569-63217-9

図説 戦国武将あの人の「その後」

著者 日本博学倶楽部著
主な著作 [図説]歴史の意外な結末』(PHP研究所)
税込価格 1,047円(本体価格952円)
内容 関ヶ原で敵中突破した島津義弘は、どうやって家康に謝った? 合戦や事件の後で、武将たちが見舞われた運命の浮沈を図とイラストで紹介。



 武将たちが命を賭けて戦った戦国時代、大きな合戦は男たちの運命を大きく変える岐路となった。たとえば、天下分け目の「関ヶ原の合戦」。戦いの後、西軍総大将の毛利輝元は112万石から36万石に減封された。しかし、背水の陣で東軍の家康本陣に突っ込んでいった島津義弘はまったくのお咎めなしだった。こんな例は後にも先にもない。

 また「本能寺の変」で信長が死んだとき、家康はあわてて堺を脱出し、四国の長宗我部元親は諸手をあげて喜び、正室の濃姫はひっそりと嘆き悲しんだ。この事件が全国に及ぼした影響は想像以上に大きかった。その後の跡目争いで、新たに秀吉対他武将の対立という構図が生まれたのは周知の通り。

 本書では、戦国時代を彩ったさまざまな人物たちを取り上げ、彼らが大事件で見舞われた運命の浮沈を図やイラストとともに解説したものである。意外な逸話やエピソードが満載で、戦国史がわかると同時に人生の教訓が学べる一冊。