世界史を変えた39の「道」
発売日
2017年08月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76744-4

世界史を変えた39の「道」

著者 日本博学倶楽部著
主な著作 日本史「意外な結末」大全』(PHP研究所)
税込価格 748円(本体価格680円)
内容 「新たな道」によって歴史は生まれた――。人類拡散の「出アフリカの道」から覇権国家の進撃路まで、世界史の流れは「道」で読み解ける。



 古代フェニキア人の交易ルートの拡大で、「アルファベット文字」が地中海全域へ伝わった。シルクロードを渡った「高額な絹」が、ローマ帝国の財政を悪化させて衰退を招いた。十字軍の遠征路によって、巨万の富を築いたイタリア都市が「ルネサンス」の原動力に。大陸横断鉄道の誕生が、南北戦争で分裂に陥ったアメリカに「再統一」をもたらした。

 ――かつて“新しい道”ができることは、それまでの価値観や勢力図を一変させ、人類史を左右する大きなインパクトがあった。本書では、「征服」「交易」「移住」「伝道」「航海」など、今の世界を形づくる基盤となった39の道が、どう歴史を変えたのかを紹介する。写真・地図も満載の一冊!

 文庫書き下ろし。

 【目次】
●第1章 人類創世の「道」~古代史を彩る10の旅路を行く 
●第2章 文明交流の「道」~中世を変えた12の道程をたどる 
●第3章 世界拡大の「道」~近世を紡いだ10の道のりを繙く 
●第4章 覇権国家の「道」~今を形づくった近代7つの“覇道”を読む