書籍

- 発売日
- 2004年07月21日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-63684-9
ブッダ―この世で一番美しいものがたり
著者 | 立松和平著 《作家》 |
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税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | ブッダの生誕からその最後まで。ブッダとともに心の旅を続ける立松和平が、不安と不運に苛まれる現代人の心を新たな世界へといざなう。 |
ブッダの伝記は数多い。本書は人間としてのブッダに焦点をあて、ものがたりとして立松流にわかりやすく書かれたものである。白象が王妃の胎内にはいり、王子となって産みおとされたゴータマ・ブッダ。王としての資格を十分に備えていながら出家を決意するゴータマ・ブッダ。出家してからは、悪魔の群れの中で瞑想を続け、悪魔ナムチとの対話という修行ものりこえる。そして、ゴータマは、さとりをひらきブッダとなって、苦しみという人間ならではの現象を、十二因縁(無明・行・識・名識・六処・触・受・愛・取・有・生・老死)にわけ、誰にでも分かるようにして説いた。もちろん説法の道は険しく、最初の伝道には失敗もしている。しかし、時には奇跡や神通力を見せながらも、次第と弟子を増やして自らの使命を果たしたブッダは、最後にあたりまえの人間として死んでいくことを受けいれる。つねに不安に苛まれ死を受け容れられない現代人の生き方を本書は問い直す。
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