不老の探求
発売日
2004年06月07日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-63715-0

大島清の
不老の探求
若さを創る「脳と体」の鍛え方

著者 大島清著 《京都大学名誉教授、愛知工業大学客員教授》
主な著作 『定年後に若返る生き方』(講談社)
税込価格 968円(本体価格880円)
内容 年齢を重ねても脳も体も思い通り働かせる「若さ」を創り守ることは可能であろうか――大脳生理学者が実践する快老のすすめ。



 65歳を迎えたとき、脳萎縮症に出合った著者は、それまでの生活を一変した。大脳生理学者の第一人者として一日中研究に没頭し、夜は学生たちと共に酒盛りに明け暮れる――。

 こんな生活が20年間続けば医者でなくとも尋常でいられるはずがない。

 このままでは、ボケ街道まっしぐらである。そこで一年間の断酒を決行し、ジョギング、水泳、ウオーキング等々エクササイズを始め、食生活にも気を配った。現在喜寿を過ぎ、同世代より若いといわれ、毎日を快感と共に暮らしているが、実践している健康法とはいかなるものなのか。

 人間は他の生き物と同様に老いていくものではあるが、そのスピードを遅らせることはできるはずである。知らず知らずのうちに、あるいは意識的に脳と体を鍛え、その若さを創り守る方法を紹介する。