人望の研究
発売日
2004年06月21日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-63768-6

人望の研究

著者 山崎武也著 《ビジネスコンサルタント、エッセイスト》
主な著作 気品の研究』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 人に一目置かれ、静かな尊敬を受けながら人生をおくるためには、どんな心得が必要か? 人間の重みのつけ方を考える。



 「信頼される人」になるには――仕事の場であれ個人的な生活の場であれ、人に何かをしてもらおうと思っても、普段から自分勝手な振る舞いをしていては、誰も自分のために動いてくれない。人の気持ちを斟酌し、人のために尽くすという人間関係の積み重ねがあって初めて、人も自分のことを真剣に考えてくれる。時どきでよいから、自分のエゴを抑えて人のためを考えてみる。そうすれば、徐々に「人望」が集まってくる。人望を築くには、控え目な姿勢と人間的な包容力の大きさが必要である。知らず知らずのうちに近寄っていき、気がついたら「とりこ」になっていたといった種類の魅力である。「出る杭」に人望はない。出る杭の魅力は、いわば凸の魅力だ。人望のある人の魅力は「凹」の魅力である。そのくぼみに人々は安心感を覚え、引き寄せられていく。本書は『気品の研究』『古風の研究』に続く三部作の完結編、人間関係の達人になるための知恵が満載されている。