書籍

- 発売日
- 2004年10月27日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-63862-1
桐野利秋日記
著者 | 栗原智久編著・訳 《江戸東京博物館司書》 |
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主な著作 | 『史伝 桐野利秋』(学研) |
税込価格 | 2,750円(本体価格2,500円) |
内容 | 「京在日記」ほか、会津戦戦報、論述、建白書など、幕末・維新研究に欠かせない桐野利秋にまつわる史料を集め、解説した一冊。 |
幕末・維新期、西郷隆盛の右腕として活躍した、桐野利秋。彼については、池波正太郎の『人斬り半次郎』によって最もその名を知られたため、武芸一辺倒の無学者で、字も書けなかったというのが、一般のイメージであった。本書では、桐野自身が残した4つの史料(「京在日記」「会津戦報」「鎮台建言書」「時勢論」)によって、そのイメージとはかけはなれて、知的かつ論理的であった桐野の真の姿を浮き彫りにする。特に「京在日記」は、坂本竜馬の暗殺の日のことが記されており、今後の考証の上で、決して無視することのできない記録となっている。史料はすべて現代語訳し、適宜、解説をほどこしてあるので、専門家でなくても読むことができる。
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