子どもの「心の病」を知る
発売日
2005年09月15日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-64324-3

子どもの「心の病」を知る
児童期・青年期とどう向き合うか

著者 岡田尊司著 《精神科医》
主な著作 パーソナリティ障害』(PHP研究所)
税込価格 968円(本体価格880円)
内容 家庭で子どもが育つプロセスを追いながら、身近によくある心・精神の問題を解説。最新の研究成果と豊富な症例、エピソードを満載。



 精神的な問題を抱えた子どもたちが増えている。わが子の異変に人知れず悩みを抱えている親たちも多い。だが、専門家に相談するにしても、精神科は気軽に訪れるにはまだ抵抗がある。児童や思春期・青年期という難しい年代の子どもたちの心に、いったい何が起きているのか? 発達障害、拒食症、過食症、適応障害、解離性障害、PTSD、うつ病、躁うつ病、統合失調症、ひきこもり、家庭内暴力――本書は、家庭で子どもから大人に育つプロセスを追いながら、身近によくある心・精神の問題を解説。知識や情報を手に入れて悩みの解消だけを求めるのではなく、問題への取り組みを通して、もっと深く人生について考えていくことが重要であると説く。最新の研究成果と豊富な症例、エピソードを満載し、臨床精神医学のエッセンスを細大漏らさず収録。入門書ではありながら、本書一冊のなかには、何万円もする大部の専門書何巻分ものエキスが濃縮されている。