ファイナンス理論[入門]
発売日
2005年06月22日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-64433-2

ファイナンス理論[入門]

著者 滝川好夫著 《神戸大学大学院教授》
税込価格 2,090円(本体価格1,900円)
内容 ライブドアvsフジテレビ問題は、ファイナンスを専門家だけでなく、ビジネスマン必須のものにした。実例をもとに基礎知識を伝授する。



 あなたの会社も気がついたら買収の渦に巻き込まれるかもしれない。フジテレビとライブドアによるニッポン放送株の買い取り合戦は、少なからず上場企業の経営陣やビジネス戦士たちを動揺させたことだろう。さらに、商法(会社法)の改正などにより、2006年から企業の「大買収時代」が本格化してきそうだ。

 今回の買収合戦は、経営者に「企業価値とは何か」「企業価値の創造とは何か」を真剣に考える機会を与えてくれた。そこで、本書では両社の株式取得合戦を教材に、ファイナンス理論を解説した。

 いまやファイナンス理論は財務担当者だけでなく、ビジネスパーソン必須の知識。「経営技術のOS(オペレーティング・システム)」と呼ばれ、米国のビジネススクールでは「インベストメント(投資)の理論」と「コーポレート・ファイナンス(企業財務)の理論」の2つに分かれる。本書を読めば、世界最先端の経営がわかるといっても過言ではないだろう。