書籍

- 発売日
- 2009年01月19日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-70579-8
資本主義はどこへ行くのか
新しい経済学の提唱
著者 | 滝川好夫著 《神戸大学大学院教授》 |
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税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | 資本主義の抱える問題を社会主義との比較から論じ、かつ英米型、日独型の違いから分析する。そこから導き出される次代の経済像とは。 |
2009年1月20日、バラク・オバマ第44代米国大統領が誕生する。08年9月以降の世界経済の急減速は、アメリカだけでなく、これからの世界に「CHANGE」を求めている。市場原理主義の失敗をいかに克服していくのか。
本書は、その方向性の一つに協同組合組織の父といわれる賀川豊彦の考え方と経済学を紹介している。著者は、それをベースに「道徳経済」の必要性を提唱し、社会保障制度、ボランタリズム、NPO、NGO、地域コミュニティ、倫理銀行などのテーマを論じる。「一人が万人のために」の精神こそが道徳(社会連帯意識)であり、道徳がいかにして日本の経済社会を再生するかを説明する。
「火事場で見知らぬ人間どうしが助け合い、火事がしずまってからてきぱきと復旧につとめる日本人」という外国人の古い日本人像に、光明を見出したい。イデオロギーや数理としての経済学ではない、必要性から考えた「これからの経済社会像」を問う。
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