江戸日本を創った藩祖総覧
発売日
2005年09月15日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-64453-0

江戸日本を創った藩祖総覧

著者 武光誠著 《明治学院大学教授》
主な著作 藩と日本人』、『海外貿易から読む戦国時代』(PHP研究所)
税込価格 858円(本体価格780円)
内容 戦国から江戸の世に移るなかで、武将たちはいかにして生き残り、藩を築いたか。藩祖の人物像やエピソードをひも解き、藩気質を探る。



 戦国動乱を勝ち残って藩祖となれたのは、どんな人物か? ある者は寝返りと紙一重の鞍替えで生き残り、またある者は無名武将から一国の主へと立身出世を遂げるなど、藩の創業には波乱のドラマがあった。さらに徳川の世には、国替えで見知らぬ土地に移らされ、不祥事や世継ぎ不在でお取り潰しになるなど、各藩は数々の難問を抱えていた……。情勢判断一つで明暗が分かれる状況下、藩祖たちはどのように世を渡り、藩を築いたのか。その人物像やエピソードをひも解き、藩が創ったお国柄を探る。

 [目次より]序章 江戸時代史のなかの藩/第一章 信長に仕えた藩祖たち/第二章 信長に仕え、秀吉に引き立てられた藩祖/第三章 秀吉の一族・子飼いから藩祖へ/第四章 秀吉の天下を予見した藩祖たち(小田原以前)/第五章 秀吉の天下に従った藩祖たち(小田原以後)/第六章 徳川家一門の藩祖/第七章 三河譜代からの藩祖たち/第八章 家康に賭けた藩祖たち/終章 日本史のなかでの大名