小学校「国語」副読本
発売日
2005年09月21日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-64469-1

英才を育てるための
小学校「国語」副読本

著者 石井公一郎編 《元ブリヂストンサイクル会長、元産能大学教授》
萩野貞樹編
主な著作 ほんとうの敬語』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 子供たちに本当の国語力を習得させたい――。家庭学習における格好の教材であるばかりか、大人が読んでも教養が身につくこと請け合い。



 国際社会のなかで日本の存在感が低迷を続けているのは、指導者の多くが役職にふさわしい指導力を発揮していないからであり、さらに遡れば、指導者の層を厚くするための教育が長年にわたって疎かにされてきたことに起因するのではないか。戦後の平等志向によって異端視されてきた英才教育を再興する糸口を、どこに求めればよいのか。そうした問いに対する両編者の答えは、「鍵は小学校の国語教育にあり」である。

 日本人の心を豊かに表現する短歌・俳句。格調が高く、躍動感に満ちた文語文。魂が震える物語の数々……。平成の国語改革の一助となることを願い、「敷島の大和心を」「久方の光のどけき」「奥の細道」「古池や」「千曲川旅情の歌」「祇園精舎」「春はあけぼの」「青の洞門」「八岐大蛇」「テセウスの冒険」「乃木将軍とステッセル将軍」「学びて時に」「五観文」「山上の垂訓」等々、子供も大人もこれだけは読んでおきたいという教材を厳選して収録。