書籍
- 発売日
- 2005年11月15日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-64472-1
天狗剣法
法神流 須田房之助始末
著者 | 津本陽著 《作家》 |
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主な著作 | 『名将名城伝』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | 江戸末期、法神流の剣客として無敗を誇った須田房之助。「赤城の天狗」と恐れられた剣さばきと破天荒な生涯を描く痛快無比の物語。 |
江戸末期、現在の群馬県に「法神流」という実戦本位の剣法が誕生する。開祖は楳本(うめもと)法神。1日20里(約80キロ)を歩いたうえで、決戦場で自在に動ける脚力。闇夜でも昼間と変わりなく行動できる心眼。剣術以外のあらゆる武芸に対応できる太刀技。気合だけで人をショック状態にしてしまう心技。これらを兼ね揃えた者が免許皆伝を与えられる。
その厳しい修行に耐え、二代目を継いだのが須田房之助。大柄ながら身は宙を飛び、敵をなぎ倒す豪剣から「赤城の天狗」と恐れられた。無敵の剣士として名を成すともに、江戸に道場を開いて隆盛をきわめる。
しかし、楳本法神はこの弟子に「剣難」の相があることを見逃さなかった。
強いがゆえに嫉妬を買うのは世の道理でもある。ある事件をきっかけに須田房之助は表舞台から姿を消すことに……。
昭和に入っても、法神流の剣士が天覧試合で優勝するなど、名を轟かせた必殺剣の奥儀を描く、著者渾身の作。
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