うつになっても大丈夫
発売日
2005年10月19日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-64525-4

うつになっても大丈夫
「心のかぜ」の治し方 完全理解

著者 マイケル・E・テーズ著
スーザン・S・ラング著
水澤都加佐訳
主な著作 「うつ」をやめれば、楽になる』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 うつに効く考え方・リラックス法から、最新の薬・サプリメントまで、うつを治す選択肢の全てを吟味・解説。うつ病克服の新バイブル!



 うつになっても大丈夫、なぜなら、うつは治るのだから……。アメリカ有数の専門医である著者によると、セラピーと抗うつ剤を組み合わせた場合、うつが完治する確率は85%であるという。さらにそれ以外にも、ハーブ、エクササイズ、食事など、うつを治す方法はたくさんある。本書は、これら有効な治療法を、客観的なデータと豊富な臨床経験を基に分析し、うつ(特に軽うつ、気分変調性障害)への正しい対抗策を提示する書である。

 読者は、まず自分でできるうつ診断を行い、そして、「気分が楽になる心理学」を学ぶ。ネガティブ思考をすぐに建設的思考に切り替えるためのリストは、あなたの人生を楽で楽しいものにしてくれるはずだ。その後、具体的な対抗戦略を知ることで、うつ回復の全体像を手に入れることになるだろう。

 うつに苦しんでいる人はもちろん、家族、知人の方にも読んでいただきたい、誠実な良書である。