書籍
- 発売日
- 2006年06月07日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-65439-3
エンゼル叢書 9
芸術都市の創造
京都とフィレンツェの対話
著者 | 今道友信著 《実践女子大学教授、東京大学名誉教授》 芳賀徹著 松田義幸著 |
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主な著作 | 『甘えと教育と日本文化』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | 今なお、芸術と文学が息づく街・京都とフィレンツェ。『源氏物語』と『神曲』から、東西の人間性の違いを観察し、文化の意義を問う。 |
芸術都市として、今なお世界中の人々から愛され続ける街・京都とフィレンツェ。本書は両市の姉妹都市提携40周年を記念して開かれた二度のシンポジウム「ダンテフォーラムin京都」のエッセンスを纏めたものである。
その一部を紹介すると――芸術都市の背景にあったもの(樺山)、「文学と芸術の森」京都の鳥瞰図(芳賀)、芸術都市「京都モデル」の意味と形(大原)、歴史に学ぶ「異文化との出会い」(畑)、「文学と美術」の比較文化論(高階)、影の美と愛の言葉(今道)、神話から物語へ貫いて流れているもの(岡野)などである。
この東西の文学と芸術を歴史的視野から紐解きながら、「フィレンツェに学ぶ・京都ルネサンス運動への期待」(松田)とし、芸術都市の新しき道を提唱する。そして、これまでの「芸術の都・京都」から「芸術の国・日本」として、更に文化性・民族性豊かな国をめざすための行動指針を日本の知識人たちが熱く語る一冊である。
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