愛したくなる「家族と暮らし」
発売日
2003年05月09日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-62840-0

エンゼル叢書⑥
愛したくなる「家族と暮らし」

著者 天野正子
新村保子
松田義幸
主な著作 エンゼル叢書④ 知性としての精神』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 日々、生活を創造し、家族を愛おしむ。そして主体性をもって生きる。これが「生活文化」の哲学を生み、実りある暮らしを作っていく。



 あなたにとって、「家族」や「暮らし」とは何ですか? 生活とは本来、その人の心の拠り所となるべき“居場所”のはず。だが価値観の多様化により、私たちはその“居場所”を見失いがちである。本書では、複雑で曖昧になりがちなこのテーマを、「生活者」「家族」「時間」「社会」の様々な面から一つずつ丹念に掘り下げ、“いつくしむ暮らし”を考えてみる。日々、生活を創造していく――この奥深く人間的な営みをいかに大切にし、愛していけるか。そして、よりよく生きるための“クオリティ・ライフ”とは何かを、本叢書(2)『暮らしの哲学としての「生活文化」』に次いで提唱。

 本書は、1.「生活者」がひらく暮らしの地平、2.家族の「かたち」から「関係」へ、3.新しい家族の絆を創る、4.「母と子」にみる家族の原型、5.「野生の時間」からの恩恵、6.「実りある社会」を追い求めて、の6章立てで構成。

 新・生活文化論を考える一助となる好著。