[図解]日本史未解決事件ファイル
発売日
2006年10月25日
判 型
B5判並製
ISBN
978-4-569-65652-6

[図解]日本史未解決事件ファイル

著者 日本博学倶楽部著
主な著作 「歴史」の意外な結末』(PHP研究所)
税込価格 1,047円(本体価格952円)
内容 邪馬台国論争から坂本龍馬暗殺犯、西郷隆盛生存説まで、日本史上の未解決事件の謎を詳しく解説し、大胆な推理で真相に迫る!



 日本史をつぶさに探ってみれば、なんと謎に満ちた事件の多いことか。たとえば、誰でも知っている聖徳太子。そのあまりにも人間ばなれした所業から、架空の人物であったとする説がある。まず厩の前で生まれたという話がイエスとそっくり。生まれてすぐ口をきいたという逸話も釈迦と似ている。さらに、遣隋使を派遣したというが、かの「日出る処の天子……」で始まる外交文書の差出人名がなぜか『日本書紀』には記されていない。とすると……?

 こうした謎は枚挙にいとまがない。今も根強く残る、明智光秀が生き残って天海(徳川家康のブレーン)になったとする説、その他、写楽実在論争、孝明天皇暗殺説、坂本龍馬暗殺犯などなど。

 本書では、こうした日本史上の事件に関わる謎や異説を論拠をあげながら数多く紹介。あわせてその真相を大胆に推理してみた。教科書で学んだときは無味乾燥だったあの事件、この事件が、より興味深く迫ってくることだろう。