書籍

- 発売日
- 2006年10月18日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-65657-1
人間は霊界を知り得るか
哲学者たちが考えた「死後の世界」の研究
著者 | 金森誠也著 《ドイツ文学者、ドイツ思想研究家》 |
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主な著作 | 『恋愛と贅沢と資本主義(訳)』(講談社学術文庫) |
税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | プラトン、カント、スヴェーデンボリ、ヒュームなど、哲学者たちの霊界を巡る思索を読み解きながら霊界についての考え方を掘り下げる。 |
「死んだらどうなるのか?」それは、人間にとっていつの時代も究極の疑問だった。その答えを見極めようとして、古今東西の多くの哲学者・文学者たちは様々な形で議論を尽くしてきた。たとえば、大哲学者プラトンは死後の世界の存在を信じ、そのありさまを著作に書き残した。スヴェーデンボリは、死後の世界を実見したという主張のもとに体験記を執筆した。それに対しカントは、スヴェーデンボリのような主張はありえないとして、現実の世界を生き抜くことを強く主張した。本書では、他にも、ヒューム、シェイクスピア、ダンテ、ゲーテなど多くの議論を取り上げながら、人間の知がいかにして死後の世界へのアプローチを繰り返してきたかをわかりやすく解説する。学問として、霊界を真剣に考えた一冊である。
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