[なぞり書き]心に響く禅のことば108
発売日
2007年02月13日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-65995-4

[なぞり書き]心に響く禅のことば108

著者 正木晃編集 《(正木)純真短期大学教授、(高井)建長寺宗務総長、(永井)建長寺教学部長》
高井正俊監修
永井宗直監修
主な著作 『マンダラ塗り絵』(春秋社)
税込価格 1,100円(本体価格1,000円)
内容 迷いを解決したり、悩みを軽くしたり、人生の指針となったりする、心に響く禅のことば108を、なぞり書きして解説を読んで味わう一冊。



 読んで、なぞって味わう、禅の名言集。

 高僧が残し、漢字で書かれた「禅語」には、シンプルでありながら、深い哲学的な意味が込められています。心の癒しとしたり、座右の銘として心に留めておくのに、使い勝手のよい言葉です。

 そういった言葉を、読むだけでなくなぞり書きすると、心に与える影響はさらに効果的になります。単に覚えやすくなるということだけでなく、真理を、理屈ではなく心身あげて体得するという禅の真骨頂に近い行為だからです。最近注目を集めている「マンダラ塗り絵」と、原理的に似ている部分もあります。

 本書では、煩悩の数と同じ108つの禅語を選出。大乗仏教の「煩悩即菩提」という発想からすれば、108の禅語は煩悩を映し出す鏡であり、同時に悟りへの道程ともなります。