源義経 大いなる謎
発売日
2004年11月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66283-1

源義経 大いなる謎
伝説的英雄の真相に迫る

著者 川口素生著 《歴史研究家》
主な著作 「幕末維新」がわかるキーワード事典』(PHP研究所)
税込価格 607円(本体価格552円)
内容 “義経が三人いたというのは本当か?”“頼朝と再会した場所はどこか?”など、義経にまつわる101の謎をわかりやすく解説した一冊。



 鞍馬山で天狗と剣の稽古、五条大橋での弁慶との出会い、一ノ谷・屋島・壇ノ浦での名将ぶり、そして兄頼朝に追われての奥州衣川での最期……。日本人には馴染みの深い源義経の物語だが、悲劇のヒーローとして後世に潤色されたその一生は、まだまだ謎が多く、史実と違う面が伝えられていることも少なくない。

 本書は、気鋭の歴史家である著者が、史料を丹念に読み込み、伝説的英雄「義経」の真実の姿を追究した力作である。「義経が三人いたというのは本当か?」「頼朝と再会した場所はどこか?」「“牛若丸”の他に名乗った名前とは?」「高館で自刃したのは義経の影武者だったのか?」など、各地の伝承も踏まえた上で、101の疑問をわかりやすく解き明かしていく。生い立ちや家族をめぐる謎から、決戦、死の真相まで、思わず目からウロコが落ちる驚きの事実が満載! 義経略年表・関係人物・関係史跡の付録つきで、楽しく勉強にもなる一冊。

 文庫書き下ろし。