文蔵 2008.2
発売日
2008年02月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66527-6

文蔵 2008.2

著者 PHP文庫「文蔵」編集部編
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 【特集】「ミステリー小説」を楽しむヒント ◎インタビュー 恩田陸/新堂冬樹/道尾秀介 【連載小説】高橋克彦「風の陣」/原田マハ「インディペンデンス・デイ」 ほか 【連作読みきり小説】石持浅海 【連載エッセイ】鹿島茂「『失われた時を求めて』を完読する」 ほか



 【特集】「ミステリー小説」を楽しむヒント
●[インタビュー]新堂冬樹◎人間の心こそが、一番のミステリーだと思う
●[インタビュー]道尾秀介◎テーマを読者に届けるために“仕掛け”はある
●[インタビュー]恩田 陸◎贅沢感とケレン味を素直に楽しもう
●欲望タイプごとに厳選! おすすめ作品32
●タイプA 現代リアルミステリー コンプライアンス/検視官/死刑制度
●タイプB トリック小説   密室/オカルトvs.科学/携帯メール
●タイプC 娯楽ミステリー  コンゲーム/ハプニング/仮想現実
●タイプD ノワール小説   裏社会/どん詰まり/サバイバル

 [連作読みきり小説]
●石持浅海 賢者の贈り物

 [連載小説]
●高橋克彦 赤風~「風の陣[裂心篇]」(8)~
●川上健一 老人への願い~「9人の人類」(27)~
●山本一力 焼津節その二十四~「献残屋佐吉御用帖」(24)~
●火坂雅志 落城~「鬼神の如く」(5)~
●鏑木 蓮 鶴を折る女(その三)~「思い出探偵・実相浩二郎」(5)~
●原田マハ ふたりの時計~「インディペンデンス・デイ」(5)
●吉野万理子 ミミーズな女たち~「エキストラ!」(5)~

 [話題の著者に聞く]
●インタビュー◎山本幸久『渋谷に里帰り』~明日もがんばれる気がする、ハッピービギニングの物語~

 [連載エッセイ]
●鹿島 茂 夢の本質~「『失われた時を求めて』を完読する」(2)~
●半藤一利 第七章 連戦連勝で意気上がる国民――文学者も大同団結のとき~「坂口安吾と太平洋戦争」(10)~
●玄侑宗久 文はやりたし書く手はもたぬ/子は三界の首っかせ~「禅の『いろは』」(17)~
●三田誠広 小説は時間の芸術である~「プロを目指す文章術」(22)~
●小阪裕司 脳疲労を解消する方法を学ぶ~「バルバロッサな人~学術研究から学べる仕事と人生のヒント~」(17)~
●森永卓郎 「グリコのおまけ」の美学~「森永卓郎の男の幸福論」(29)~