文蔵 2008.3
発売日
2008年03月03日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66528-3

文蔵 2008.3

著者 PHP文庫「文蔵」編集部編
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 【特集】「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」 池波作品で「江戸情緒」を楽しむ ◎インタビュー 逢坂 剛/林家いっ平 ほか 【連載小説】鏑木 蓮「思い出探偵・実相浩二郎」/吉野万理子「エキストラ!」 ほか 【連作読みきり小説】鯨 統一郎「鬼姫捕り物控え」



 【特集】池波作品で「江戸情緒」を楽しむ
●[インタビュー]逢坂 剛◎行間から「江戸の雰囲気」があふれ出てくるんです。
●[インタビュー]林家いっ平◎池波先生の本を持って、「江戸」を歩こう!
●<池波正太郎ワールド案内>素晴らしき睡眠導入剤……岳 真也
●[コラム]『鬼平』『剣客』『梅安』の人情に触れる 人と人との間の、濃密な“息づかい”
●[コラム]『鬼平』『剣客』『梅安』の名所をめぐる ドラマが生まれた「風景」を偲んで
●[コラム]『鬼平』『剣客』『梅安』の美味を探る 思わず“よだれ”の絶品料理たち

 [連作読みきり小説]
●鯨 統一郎◎月見

 [連載小説]
●高橋克彦 風起こし~「風の陣[裂心篇]」(9)~
●川上健一 ガラス玉のゆくえ~「9人の人類」(28)~
●火坂雅志 落城 その二~「鬼神の如く」(6)~
●鏑木 蓮 鶴を折る女 その四~「思い出探偵・実相浩二郎」(6)~
●原田マハ 転がる石~「インディペンデンス・デイ」(6)
●吉野万理子 落ち込ませ屋~「エキストラ!」(6)~

 [話題の著者に聞く]
●インタビュー◎辻村深月『名前探しの放課後』~非日常な現象を用いながらも舞台はあくまで日常の範囲内で~

 [連載エッセイ]
●鹿島 茂 コンブレーの寝室~「『失われた時を求めて』を完読する」(3)~
●半藤一利 第七章(続) チンドン屋と九軍神――戦勢の流れが変わったとき~「坂口安吾と太平洋戦争」(11)~
●玄侑宗久 えてに帆をあげる/亭主のすきな赤烏帽子~「禅の『いろは』」(18)~
●三田誠広 文章術の極意は削ること~「プロを目指す文章術」(23)~
●小阪裕司 支援が必然となる時代を学ぶ~「バルバロッサな人~学術研究から学べる仕事と人生のヒント~」(18)~
●森永卓郎 「家族の理解」に感謝!~「森永卓郎の男の幸福論」(30)~