書籍
- 発売日
- 2007年01月05日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66761-4
哲学がよくわかる事典
人間の極大から極小まで、「なぜ」「どうしてか」が見えてくる
著者 | 鷲田小彌太著 《札幌大学教授》 |
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主な著作 | 『説得力を高める思考術』(PHP研究所) |
税込価格 | 943円(本体価格857円) |
内容 | 哲学は事の本質をつくすという点で、情報過多社会を過つことなく生きる上での最良の指針。人間社会の森羅万象を渡り歩くガイドブック。 |
たとえば、学生時代に習ったカントの『純粋理性批判』にしても、なんだかチンプンカンプンで、よくわからなかったという人が多いのでは……。本書はそういった人に向けて、改めて、哲学の持つ面白さと人生に役に立つヒントを教えてくれる「知」の雑学本。
それゆえ、哲学とはなんぞやといった従来の書き方ではなく、人間と人間社会の営みの「なぜ」「どうして」を哲学で見ていくという形をとっている。たとえば、「哲学は政治、経済をどのように考えるか」「哲学で湾岸戦争を考えてみる」から始まって、「人はなぜ結婚するのか」「人はなぜいたすのか」等々を、大所高所から捉えるのでなく、どこまでも身近な話として言及する。また、プラトン、アリストテレス、ヘーゲル、フーコーまでの哲学者の系譜と彼らのやったことも一挙掲載。本書を、教養として、また人生の本として拾い読みするもよし。豊富な内容をコンパクトに収めた哲学本。
『哲学がわかる事典』を改題。
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