書籍

- 発売日
- 2007年03月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66825-3
子どもに「日本語力」をつける本
何を教えるか、どう教えるか
著者 | 樋口裕一著 《京都産業大学客員教授》 |
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主な著作 | 『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP研究所) |
税込価格 | 607円(本体価格552円) |
内容 | 教育の原点は国語教育にあり! 学力低下を招いたのは国語力の低下にほかならない。「国語力アップの鍵は小論文」と説く教育再生の書。 |
いま、日本の小学生、中学生、高校生の学力低下が、大きな社会問題になっている。詰め込み主義の教育が非難され、ゆとりを持った教育が必要といわれて始まった「ゆとり教育」が、今度は学力低下の元凶だと指摘されている。よかれと思ってはじめた教育施策が、いまや批判の槍玉に挙げられる皮肉な結果を招いている。
本書の著者も、現在の学力低下を招いた原因は「ゆとり教育」であるという立場をとっている。だからといって、今後、対処療法的に数学の時間を増やしたりすればよいというのではない。著者が主張しているのは、「モノを考え、表現し、伝える」ための基本的能力である国語力の底上げをしない限り、学力の向上は望めないという。
著者は、二十五年ほど前から、予備校で小論文の指導にあたってきた。そこで痛感したのが、国語力の低下だったのである。
教育現場にあって、切実に感じてきた学力の低下と、教育の再生とその方途を説く提言の書である。
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