宮本武蔵が語る「五輪書」
発売日
2008年10月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67105-5

宮本武蔵が語る「五輪書」

著者 長尾剛著 《ノンフィクション作家》
主な著作 世界一わかりやすい「孫子の兵法」』(PHP研究所)
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 不世出の剣豪・武蔵が、最晩年に剣の奥義をまとめた「五輪書」から、勝負に勝つための心得や人生を力強く生き抜いていくヒントを学ぶ。



 江戸時代から現代にいたるまで読み継がれてきた、日本屈指の兵法書の一つである「五輪書」。本書は、不世出の剣豪・宮本武蔵が、最晩年に剣の奥義を認めた「五輪書」を、武蔵本人が現代によみがえって講演するという形で、わかりやすく現代語訳したものである。

 「真の兵法とは戦場においてのみならず、日常生活においても、あらゆる敵に対して、真の勝者となれる道である」「修養の場にあっては基本を学ぶことを怠らず、現場にあっては基本だけに頼りきらないことが大切である」「兵法とは知恵であり、知恵のある者が勝者となれる。人生を一所懸命に戦い続けた者だけが、人として“本当の心の落ち着き”を感じられる境地にたどり着ける」――「五輪書」は剣のテクニックを説いた“実用書”でありながら、厳しい人生を生き抜く、いわば“生き方のバイブル”ともなっている。

 武蔵が経験から掴み取った戦いに勝つための真髄から、人生の勝者となるためのヒントを学ぶ。